芸術がもたらす自由な発想とさまざまなつながり マウリッツハイス美術館 館長 マルティネ・ゴッセリンク氏
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会社の経営者にとって、自身の“万が一”の備えは、事業を継続させていくうえで非常に重要な課題のひとつです。生命保険の種類の1つである「定期保険」は、経営者に不測の事態が起きた際の売上減少に対する補填や、借入金の返済、さらに経営者の勇退時の退職金準備など、さまざまな経営上のリスクや資金ニーズに対する備えとして多くの会社に活用されています。
しかし、一口に「定期保険」と言ってもその種類は多岐にわたり、それぞれ特徴や活用シーンは大きく異なります。自社の経営課題に合致しない商品を選んでしまうと、もしものときに十分な効果が得られないかもしれません。
本記事では、「法人向け定期保険(法人契約の定期保険)」のしくみや種類、具体的な活用法、そしてメリット・デメリットについて解説します。
「法人向け定期保険」とは、法人(会社)が保険の契約者となり、経営者・役員または従業員を被保険者(保険の対象となる人)として加入する「定期保険」です。保険金や給付金の受取人は、契約者と同一の法人となる場合や被保険者となる場合があります。
生命保険の種類の1つである「定期保険」は、保険契約時にあらかじめ定められた保険期間内に被保険者が死亡または高度障害状態になった場合に、保険金が受取人に支払われる生命保険を指します。保険期間が「契約から10年間」「被保険者が80歳になるまで」など一定期間に限定されている点が特徴で、契約の満了を迎えると保障は終了しますが満期時に受け取る満期保険金はありません。
一生涯の保障が続く「終身保険」と比較すると、保障を必要な期間に絞っているため、一般的に保険料は割安になる傾向があります。
「法人向け定期保険」は、保障内容や保険期間中の保険金額(保障額)、さらに解約返戻金の有無などによって分類されます。自社の経営課題に応じて適切な商品を選択するために、各タイプの特徴を理解しておきましょう。
「平準定期保険」は、保険期間を通じて保険金額(保障額)が一定の「定期保険」です。契約時に設定した保険金額が保険期間満了まで変わらないため、いつ万が一のことが起きても同額の保険金を受け取れます。
保険期間は、契約時からの経過期間を元に定める「10年」「20年」などの年満了タイプと、被保険者の年齢を元に定める「60歳まで」「70歳まで」などの歳満了タイプがあります。年満了タイプで更新を続ける場合、更新時の年齢に応じて保険料が再計算されるため、更新のたびに保険料は上がるのが一般的です。
「平準定期保険」は、経営者の万が一に備えた事業保障資金の確保や、死亡退職金の財源準備として活用されるケースが多くなっています。
結果として、商品やサービスが売れなくなり、景気はさらに冷え込んでいく恐れがあります。
「平準定期保険」にはさらに、満期が90歳以降に設定されている「長期平準定期保険」や、解約返戻金の水準を抑えることで保険料を割安にした「低解約返戻金型定期保険」、さらに保険期間を通じて解約返戻金をなくす(ゼロにする)ことで更に保険料を割安にした「無解約返戻金型定期保険」もあります。
ニーズにあわせてさまざまなタイプを選べるため、契約の際は複数の商品を比較してみると良いでしょう。
※記事作成時点でエヌエヌ生命には「低解約返戻金型定期保険」はありません。
「逓増定期保険」は、保険期間の経過に伴って保険金額(保障額)が段階的に増加していく「定期保険」です。保険金額は契約当初が最も低く、契約の型(タイプ)に応じて契約後毎年または一定期間経過後に保険金額が逓増(段階的に増加)し、契約当初の保険金額の5倍程度を上限に増加する商品性が一般的です。
「逓増定期保険」は、経営者の在職期間に応じた事業保障の確保を目的として加入するケースが多く、保険期間の後半になるほど保障が手厚くなるため、経営者の在職期間が長くなるにつれて万が一の際の急な離脱による経営への影響・責任が高まることを反映した商品設計となっています。
また、経営者の万が一の際には死亡保険金を弔慰金・死亡退職金の財源とすることができ、無事に存命のまま勇退する際には保険契約を解約して受け取る解約返戻金を生存退職金の財源とすることもできます。
※記事作成時点でエヌエヌ生命には主契約タイプの「逓増定期保険」はありませんが、特約タイプの「低解約返戻金型逓増定期特約Ⅱ」はあります。
「逓減定期保険」は、保険期間の経過に伴って保険金額(保障額)が段階的に減少していく「定期保険」です。保険金額は契約当初が最も高く、毎年または一定期間ごとに保険金額が逓減していきます。「逓減定期保険」は保険金額が徐々に減っていくため、契約時に同じ保険金額であった場合、同じ保険期間の「平準定期保険」よりも保険料は割安になるケースが一般的です。
「逓減定期保険」は、金融機関からの5・10年以上の返済期間の借入金の返済に備えたい場合に活用されることが多くなっています。返済が進むにつれて借入金の残高は減少していくため、保険金額も減らしていくことで、合理的にリスクに備えられるのが特徴です。
なお、保険金額が減少する保険としては「収入保障保険」もあるものの、保険金の受け取り方が異なります。「逓減定期保険」は死亡保険金を一括で受け取るのに対し、「収入保障保険」は保険金を年金月額形式で毎月受け取るしくみになっています。
※記事作成時点でエヌエヌ生命には「逓減定期保険」はありませんが、解約返戻金のない収入保障保険である「無解約返戻金型収入保障保険」はあります。
「総合福祉団体定期保険」は、法人(団体)が契約者となり、経営者・役員や従業員を被保険者として加入する団体保険です。1年更新の定期保険であり、被保険者が死亡または高度障害状態になった場合に保険金が支払われます。
個別に加入する「定期保険」と比較した場合、保険期間が1年更新であることや、契約者となる法人で一括加入することから保険料が割安に設定されている点が特徴です。また、被保険者の健康状態について法人が一括で告知を行うことで簡易化されているケースも多くあり、加入手続きの負担も軽減されています。なお、過去の病歴等がある場合は、該当する被保険者のみ個別の告知を要することもあります。
「総合福祉団体定期保険」の保険金受取人は、原則として被保険者である経営者・役員や従業員の遺族です。また、保険金受取人を契約者である法人とし、いったん法人が保険金を受け取り、死亡退職金規程や弔慰金規程等の社内規程に基づき、法人から遺族に保険金を支払うことも可能です。いずれの場合でも、従業員の遺族保障を準備することで、福利厚生制度の充実を図れます。
※記事作成時点でエヌエヌ生命には「総合福祉団体定期保険」はありません。
「法人向け定期保険」には、経営上のリスク管理や財務計画の面でさまざまなメリットがあります。
「定期保険」は保険期間を柔軟に設定できるため、自社の事業計画にあわせて必要な金額の保障を確保できます。
「銀行からの借入金を10年で完済する予定なので、10年間だけ死亡保障を確保したい」「経営者が65歳で勇退する予定なので、65歳までの死亡保障が欲しい」など、必要な期間に限定します。
限られた予算のなかで効率的に保障を確保したい法人にとって、「定期保険」は有効な選択肢の一つとなるでしょう。
「平準定期保険」や「逓増定期保険」など、契約を解約した際に保険会社から受け取る解約返戻金のあるタイプの「定期保険」もあります。「定期保険」における解約返戻金は、契約年数が経過するにつれて徐々に増えていきますが、一定期間経過後から徐々に減少し保険期間の満了時にはなくなります(ゼロとなります)。
解約返戻金がある契約であれば、「契約者貸付制度」を利用できる場合もあります。契約者貸付制度とは、解約返戻金額の一定範囲内で保険会社から資金を借り入れられる制度です。生命保険の契約を解約することなく資金を調達できるため、保障を継続しながら一時的な資金需要などに対応できます。
※契約者貸付を利用した場合、貸付けた金額に対して所定の利息がかかります。
また、契約の途中で経営者が勇退する際や急な資金需要が生じた際は、契約を解約して解約返戻金を勇退退職金の財源や事業資金などさまざまな用途に活用可能です。
多くのメリットがある一方で、「法人向け定期保険」には注意すべき点も存在します。契約前にデメリットも正しく理解しておきましょう。
「定期保険」は保険期間が満了すると保障が終了します。満期後も保障を継続したい場合は、新たに保険に加入し直すか、更新型の「定期保険」であれば更新手続きが必要です。
いずれの場合も、保険料はその時点の年齢に基づいて計算されます。新規加入の場合は加入時の年齢で保険料が決まり、更新型の場合は更新時の年齢に応じて保険料が再計算されるため、当初の契約時よりも保険料は高くなるのが一般的です。また、健康状態によっては新規加入が難しくなることもあります。
一生涯の保障が必要な場合は、「終身保険」を検討するのが良いでしょう。
「定期保険」では、契約時に設定した保険金額は保険期間中であれば変わりません。そのため、将来的に物価が上昇した場合、保険金額の実質的な価値が減少するリスクがあります。
例えば、保険金額が1億円の定期保険に加入した場合、10年後に物価が上昇していても受け取れる保険金額は1億円のままです。同じ1億円を受け取っても、購入できるモノやサービスの量が減るため、いざというときに資金が不足する事態になりかねません。
将来のインフレリスクを考慮しつつ万が一に備えたい場合は、運用実績に応じて保険金額や解約返戻金額が変動(増減)する「変額保険」を活用する方法があります。「変額保険」は、契約時に保険期間を通じて保険金額が定まっている定額保険と比べてインフレへの感応度が高い特徴があります。
「変額保険」についてはこちら
※変額保険は、国内外の株式や債券などを通じて運用を行うため、その運用実績に応じて保 険金額や積立金額などが変動するしくみの保険です。特別勘定資産の運用には投資リスクが あるため、株価や債券価格、為替などの変動により損失が生じるおそれがあります。
※変額保険は、保険契約に関する費用や運用に関する費用、ご契約を解約する際に発生する 費用など、ご契約者に負担いただく費用がありますのでご注意ください。また商品によって は、具体的な金額や計算方法などを記載することができない費用もあります。
※投資リスクの内容、ご負担いただく費用は、商品によって異なります。詳しくは「商品パ ンフレット」「契約締結前交付書面 (契約概要・注意喚起情報)」「ご契約のしおり・約 款」「特別勘定のしおり」をご確認ください。
「法人向け定期保険」を選ぶ際には、自社の経営状況や資金計画にあわせて保障内容や保険料を検討する必要があります。
まずは下表の項目などを参考に、自身の万が一の際に必要な保険金額(保障額)を明確にしましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 借入金返済資金 | 金融機関からの借入金を返済するための資金 |
| 運転資金 | 従業員の給与や仕入れ代金など、事業継続に必要な月額費用と必要期間 |
| 死亡退職金・弔慰金 | 役員退職金規程や弔慰金規程に基づく支給見込み額 |
| 自社株買取資金 | 後継者が相続した自社株の買取りなどにかかる費用 |
保険金額が過剰になると保険料の負担が重くなり、逆に不足しているといざというときに資金が足りない事態を招きます。上記項目のうち、自社や自身にとって優先順位の高い項目をよく検討した上で、現預金や既存の生命保険でカバーしきれない分を「定期保険」の保険金額として設定しましょう。
なお、エヌエヌ生命では、必要保障額の目安を約1分で算出できる「必要保障額シミュレーター」を提供しています。保険金額の設定をする際に、ぜひご活用ください。
多くの生命保険は短い契約でも5年、長い契約では20年、30年を超える契約となることもあります。そのため、「定期保険」の契約を検討する際は、業績が悪化した場合であっても支払い続けられる保険料かどうかを確認しましょう。保険料の支払いが困難になり、途中で契約を解約すると、その時点で保障は失われます。
また、解約のタイミングによっても異なりますが、多くの場合、解約返戻金は払い込んだ保険料の総額よりも少ない金額しか受け取れません。特に、契約から短期間で解約すると、解約返戻金が全くないか、あってもごくわずかになるため注意が必要です。
契約を検討する際は、途中解約しないことを前提に、保険料を無理なく支払い続けられるかどうかを確認しましょう。
また、保険料を抑えたい場合は、以下のような選択肢も検討しましょう。
● 生命保険会社の所定の健康基準を満たした場合に適用される健康体料率や、所定の
禁煙状況・検査基準を満たした場合に適用される非喫煙者料率などの割引が適用
される「定期保険」を選ぶ
選択肢1:減額
保険金額を減らして、その分保険料負担を軽くする取扱い(元の契約から保険期間は変わりません)
選択肢2:払済保険への変更
将来の保険料の支払いを中止し、その時点の解約返戻金を原資として、保険金額を減少させて継続する取扱い(元の契約から保険期間は変わりません)
いずれの方法も、保障額は減少し、変更後は元の内容に戻せない場合があります。また、利用にあたっての条件などは、契約内容により異なるため、事前にご確認ください。
「定期保険」を選ぶ際には、解約返戻金が必要か否かも確認したうえで、解約返戻金があるタイプの「定期保険」を選択する場合は解約返戻金額および解約返戻率の推移も確認しましょう。解約返戻率とは、支払った保険料総額に対して、解約時に戻ってくる解約返戻金額の割合を示したものです。
解約返戻金額および解約返戻率は、保険会社が提示する保険設計書(提案書)で確認できます。保険期間の経過に伴い解約返戻率がどのように推移するか、表やグラフで示されている ため、やむを得ず解約をする場合に受け取れる解約返戻金額を把握するためにも、確認するようにしましょう。
「定期保険」の保険料は、一定の要件のもとで全額または一部を損金(経費)に算入します。契約期間中の最高解約返戻率が50%以下の場合は支払う保険料の全額を、最高解約返戻率が50%を超える場合は最高解約返戻率に応じて一定割合が資産計上され、残額を損金に算入します。
保険料を損金に算入した場合、保険金や解約返戻金を受け取った際には益金(収益)として計上され課税対象となります。つまり、保険料を損金算入しても、原則、課税される金額は同額となり、節税効果はありません。
「法人向け定期保険」を検討する際は、支払う保険料および受け取る保険金・解約返戻金の経理処理を充分に理解したうえで加入するようにしましょう。
「法人向け定期保険」に限定した話ではないですが、生命保険には契約者や被保険者が利用できるさまざまな付帯サービスが用意されている場合があります。
エヌエヌ生命であれば、契約者や被保険者の方向けに以下のようなご契約者専用ービスを提供しています。
※下表のご契約者専用サービスは、記事作成時点のサービス内容となります。
| ご契約者専用サービス | 内容 | 提供会社 |
|---|---|---|
| プライベート看護 | 看護師が自宅などへ訪問して看護を提供する自費サービス(料金の20%OFF)を提供 | 株式会社スーパーナース |
|
メンタル相談ダイヤル 健康医療相談ダイヤル |
臨床心理士や専門カウンセラーによるカウンセリング、看護師などによる電話相談を無料で提供 | ホームネット株式会社 |
| ファインド・ベスト・ドック™(医師紹介サービス) | 専門医同士の相互評価に基づいて選ばれた約7,100名の専門医のなかから、最適な名医を無料で紹介 | 株式会社法研 |
| 保険金請求手続きサポート | エヌエヌ生命の保険金専門チームの担当者が請求書の説明や必要書類の案内など直接サポート | エヌエヌ生命 |
| 経営者死亡時相談サービス | 突然の事業承継で不安を抱える後継者に対し、相続・事業承継の専門家によるセカンドオピニオンを提供 | 税理士法人HOP |
商品を選ぶ際には保障内容や保険料だけでなく、付帯サービスの内容も比較・検討してみましょう。
ご契約者専用サービスの提供会社、ご利用にあたっての注意事項など詳しくはこちらをご確認ください。
「法人向け定期保険」は、経営者の万が一の際の借入金返済資金の確保、死亡退職金・弔慰金の財源準備など、多様な経営課題に対応できる保険商品です。
「平準定期保険」、「逓増定期保険」、「逓減定期保険」、「総合福祉団体定期保険」など一概に「定期保険」と言っても非常に多くの種類があり、それぞれ特徴が異なります。自社の経営課題や資金ニーズを踏まえ、必要な保険金額と無理なく支払える保険料のバランスを考慮しながら、自社・自身に適した商品を選びましょう。
エヌエヌ生命に「法人向け定期保険(法人契約の定期保険)」の無料相談をする
この資料は募集補助資料です。
● 商品の詳細につきましては、「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり・約
款」を必ずご確認ください。特定保険契約の場合は、「契約締結前交付書面(契
約概要・注意喚起情報)」「ご契約のしおり・約款」「特別勘定のしおり」を必ず
ご確認ください。
● エヌエヌ生命保険株式会社の商品・規程などは資料作成時のものです。将来的
には内容が変更となる場合がありますのでご注意ください。商品の詳細につき
ましては募集代理店にご確認ください。
● 「法人向け保険商品のご検討に際してご留意いただきたいこと」をご確認のう
え、エヌエヌ生命保険株式会社の保険商品をお申込みをご検討ください。
● 信頼できる情報源から得た情報およびデータに基づき構成されていますが、内
容の正確性・完全性について、これを表明あるいは保証するものではありませ
ん。
● この資料における過去の運用実績やシミュレーションは将来の運用成果を予
想・保証するものではなく、特定の特別勘定を推奨するものではありません。
● 法令や制度などは資料作成時のものです。将来的には内容が変更となる場合が
ありますのでご注意ください。
● 税務処理については、資料作成時に施行中の税制を参照しております。よって、
将来的に税制の変更などにより、実際のお取扱いと記載されている内容が異な
る場合がありますのでご注意ください。具体的な税務処理を行う場合は、税理
士などの専門家、または所轄税務署にご相談ください。
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資料作成日:2026年6月1日
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