インボイス制度導入でどうなる? 税務調査の方針と留意すべきポイント
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平成28年創業、沖縄県でドローンを使った空撮測量をするベンチャー企業、株式会社オカベメンテ。代表取締役の岡部社長は、5年前からNAHAマラソンに参加し続けている。初参加でいきなりの完走。ご本人はマラソンの経験もなければ、そもそも長距離走はあまり好きではなかったという。参加したきっかけはというと、オカベメンテを起業する前のサラリーマン時代に、最後の現場の仲間と軽いノリで走ろうと決めてしまったとのこと。仲間の誰もが彼が完走するとは思っていなかった。走っている本人も35~36キロあたりで心が折れそうになった。その時、岡部社長の脳裏の中で、このマラソンと自身の人生とが重なり合った。当時45歳、人生の後半に差し掛かり、折しも長いサラリーマン生活に区切りをつけ、新たな道に歩もうかと悩んでいた時期だった。ここで諦めるわけにはいかない。完走後、これまで感じたことのない達成感が湧きあがった。それは45年間の人生で味わったことのない感覚だった。その瞬間、岡部社長の中の迷いは消え、沖縄の地での起業を決意した。
岡部社長は、マラソンが自身に与えた影響についてさらに語った。一歩踏み出さないと新しいことにチャレンジはできない、そして新しいことには困難が伴う、しかし、その困難を諦めずに挑戦して乗り越えたときには、自分が味わったことの達成感、爽快感が生まれる。それを味わうとさらに挑戦を続けたくなる。 オカベメンテは、「イノベーションを起こして、それを社会に提供して貢献していく」ことを目指している。さらなる技術革新に挑戦し続け、100人でやっているような仕事を数人で成果を挙げられるようにしたい。 岡部社長は初めて参加して依頼、NAHAマラソンを完走していない。それでも、また達成感を味わいたいために毎年挑戦を続けるという。「私は目標を失ったら生きていけない性分。常に目標を持って走り続けたい。NAHAマラソンも諦めず2回目の完走に向けて走り続けます」
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