役員退職金向け法人契約の生命保険の税務
役員退職金向け法人契約の生命保険の税務
重要なポイントである保険料の支払い、保険金・解約返戻金の受け取りに関する経理処理を確認しましょう。
保険料の支払い
2019年夏に税制改正があり契約期間中の最も高い解約返戻率(*1)に応じて保険料の損金算入割合が定まることとなりました。なお、*2(「その他」の部分)のとおり、最高解約返戻率が85%超となる場合の損金算入割合はご契約毎の最高解約返戻率により異なるため、必ず設計書を確認するようにしましょう。
- ※関係法令:法人税基本通達9-3-5、9-3-5の2
保険金の受け取り
資産計上累計額*を取り崩し、保険金額との差額は雑収入として益金算入
*あれば配当金積立金も加算
解約返戻金の受け取り
資産計上累計額*を取り崩し、
*あれば配当金積立金も加算
■資産計上累計額よりも解約返戻金額が少ない場合:差額を雑損失として損金算入
■資産計上累計額よりも解約返戻金額が多い場合:差額を雑収入として益金算入
役員退職金の資金準備方法
経営者の皆さまはご自身の役員退職金をどのような方法で準備されているのでしょうか。
ご興味のある方はぜひ"役員退職金の資金準備方法"(リンク)をご確認ください。
エヌエヌ生命の強み:10万社からの信頼
エヌエヌ生命は178年の伝統があるNNグループの一員で、日本では1986年以来37年間営業しています。
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2022年度決算より
資本金 : 324億円
保険料収入: 4,005億円
総資産 : 2兆5,062億円
当期純利益: 259億円
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※2023年6月現在の税制を参照しており、将来的に税制の変更などにより実際のお取扱いと記載されている内容が異なる場合がありますのでご注意ください。