家族と絆を深めながら経営者の妻が夫の仕事と家族との時間を両立する方法
経営者の妻必見!ストレスフリーな時間管理の方法
経営者の妻のための情報サイト つぐのわ
はじめに
経営者の妻は、家庭と仕事の両面で多忙な日々を過ごし、大きなストレスがたまりがちかと思われます。
そこでこの記事では、経営者の妻が時間管理に取り組み、より充実した生活を送るための方法をご紹介します。
時間管理に取り組むことで、経営者の妻はストレスを軽減し、生活の質を向上させることができるでしょう。それは引いては、会社の業績向上にもつながる可能性もあります。
この記事を参考にして、より充実した生活を送っていただければ幸いです。
1.経営者の妻の時間管理の重要性
経営者の妻は複数の役割を担い、マルチタスクをこなさなくてはなりません。
- 経営者である夫のサポート業務
- 家事
- 子育て
多忙な毎日を送っている方が多いのではないでしょうか?
経営者である夫は、本業の経営だけではなく、会社の資金調達や取引先との付き合いなど忙しい毎日。わずかな判断ミスで大きな損失のリスクと常に向き合わなくてはならない立場にあり、緊張感の連続という場合もあるでしょう。
しかし反面、大きな成功の可能性もあり、やりがいを感じられるのも会社経営です。
経営者の妻の会社での役割は会社によって様々かとは思いますが、サポート、もしくは共に経営に携わる妻の役割が大きいことには違いはないと思われます。
そんな経営者の妻の時間管理術が非常に重要であることは、当然と言えるでしょう。
そこで、時間を効果的に使いたいと考えている経営者の妻の方へ、具体的な時間管理の方法について、以下でお伝えしたいと思います。
2.経営者の妻の具体的な時間管理法
ここでは、経営者の妻が効率よく時間を使うために参考になる「具体的な時間管理法」についてご紹介します。
- スケジュール管理が大切
- 便利なアプリケーションツールを利用して業務改善
- オンとオフを明確に区別する
- タスクの断捨離を行う
- 他の人に割り振れるタスクは、余裕のある人にお願いしてみる
という項目にそって解説していきますので、参考にしてみてください。
2-1.スケジュール管理が大切
経営者の妻の効率的な時間管理のためには、スケジュール管理が大切になります。
スケジュールにしたがって行動することで、無駄な時間を省くことができます。
時間は資源です。
同じ時間も使い方によって、生み出される成果は大きく異なってきます。
上手に時間を管理して時間に余裕を持つことで、会社に貢献できる度合いも大きくなりますし、余裕を持って行動することは、良い循環につながる可能性が高くなります。
経営者の妻が時間管理を意識するなら、まずスケジュールを立てることからはじめましょう。
2-1-1.立てるべきスケジュールの種類
スケジュールを立てる時には、スパンの違いによって以下の単位ごとのスケジュールを立てることがおすすめです。
- 年単位
- 月単位
- 週単位
- 一日のタイムスケジュール
まず、年単位のスケジュールを立てて主な行事を確認し、年間の大きな流れを把握します。
それによって年間の繁忙期や閑散期などを改めて意識することができます。
次に年間スケジュールを参考にしながら、月単位、週単位というように期間を短くしていき、少しずつ細かくスケジュールを立てていきましょう。
また、一日のタイムスケジュールを立てておくことで、日々の作業を効率よく行うことができるようになります。
2-1-2.スケジュールの具体的な立て方
スケジュールの具体的な立て方の手順は以下のようになります。
- 重要な予定をスケジュール表に書き込む
- 必要なタスクをランダムに網羅する
- 重要性の高いタスクから優先順位をつける
- タスクをこなすために必要な時間数を予測する
- 必要な時間数を意識しながら、重要なタスクからスケジュール表に記入していく
- 定期的にスケジュールの見直しをする
動かせない重要な予定を最初に書き込んだ後に、優先度の高いタスクから順番に記入していきます。
その際に大切なことは、タスクに必要な時間数の予測は余裕を持って行うことです。
スケジュールは必ずしも予定通りにこなせるとは限りません。不測の事態が生じたり、予定の遅れが生じても修正可能なように、常に余裕を持ったスケジューリングをすることをこころがけてください。
2-1-3.スケジュール管理の方法
スケジュールを管理する方法には、以下の2種類があります。
- 紙ベースで管理する方法
- Webで管理する方法
Webで管理する場合には、他の家族や社員とも共有でき、変更が生じた時には簡単に修正しやすいというメリットがあります。
また、最近は様々なスケジュール管理アプリもあるので、コストをかけずに手軽に利用することができます。
ただし、Webで管理することに慣れていないのであれば、無理にWebでの管理にこだわらなくてもよいでしょう。
紙ベースで管理する場合には、いつでも目で見えるという効果もありますし、慣れている方法で行うことが効率的でもあります。
どちらでも使いやすい方を選択するか、または併用するという方法もおすすめです。上手に使い分ければよいと思います。
定期的に見直し、振り返ることで、タスクの漏れがないかを確認することも忘れないでください。
2-2.便利なアプリケーションツールを利用して業務改善
経営者の妻が有効に時間を管理するには、様々なアプリケーションツールを使いこなすこともおすすめです。
- スケジュール管理ソフト
- コミュニケーションツール
- 経理ソフト
など、現在では色々な場面で便利に使えるソフトが多数出回っています。
これらのツールを利用することで、これまである程度の時間を要していたタスクを短時間で行うことができるようになり、飛躍的に業務改善ができるようになりました。
特に、スラックやチャットワーク、ズームなど、コミュニケーションツールの発達によってオンラインで情報を共有できるようになり、リモートワークが浸透してきているのは周知の事実です。
世代によっては、これらのツールを使いこなすことに慣れていない経営者の妻の方もいらっしゃることかと思います。
ですが、パソコンが1台あればどこでも仕事場に早変わりさせることができる、便利なアプリケーションツール。
経営者の妻が時間を有効に使うためには、不可欠と言えるかもしれません。
まだ使ったことがないという方は、食わず嫌いせずに、簡単なところからはじめてみてはいかがでしょうか?
2-3.オンとオフを明確に使い分ける
自宅が事務所、または自宅に仕事を持ち帰っているというスタイルの場合には、会社の業務と家庭の仕事の線引きがあいまいになりやすいのも経営者の妻の特徴です。
会社の業務の合間に家事を済ませることができるのは、上手にこなせるのであれば時間の有効活用というメリットにもなるでしょう。
しかし、家庭でも会社の業務を延々行うことになると、業務の全体量が見えづらく、エンドレスで働き続けることにもなりかねません。
- ストレスが溜まる
- 効率が悪くなる
など、デメリットが大きくなってしまいます。
経営者の妻の仕事への姿勢は、他の社員のモチベーションにも大きく影響するものです。
上手に時間を管理して、効率よく働く経営者の妻の姿は他の社員への見本となるでしょう。
上記でスケジュールの立て方をお伝えしましたが、スケジュールを立てる際には、きちんと会社の業務と家庭の仕事の線引きをし、オンとオフを明確に分けることをこころがけることが大切です。
2-4.タスクの断捨離を行う
家庭と会社の仕事の両立で忙しい経営者の妻は、自分のタスクの断捨離を行ってみることもおすすめです。
「今までやってきたことだから…。」と、習慣で行っているタスクの中には、必ずしも不可欠ではない業務が含まれていることもあります。
「本当にやるべきこと」と「やらなくても問題がないこと」を見極め、選択する能力もまた、経営者の妻に求められる時間管理術のひとつと言えるでしょう。
2-5.他の人に割り振れるタスクは、余裕のある人にお願いしてみる
それでなくてもマルチタスクになりがちな経営者の妻は、様々な仕事を自分ひとりで抱え込まないようにすることも大切です。
経営者の妻にしかできないタスクも多くありますが、他の人にも割り振れる業務は時間の余裕のある人にお願いするように、こころがけてはいかがでしょうか?
その際には、一方的にならないように伝え方も工夫するとよいでしょう。
普段から社内のコミュニケーションを良好にし、風通しの良い職場にすることで、協力しやすい環境になるはずです。
3.ストレスの管理は怠らないで…
会社で業務をこなしている時も、経営者の妻として周りからは一目置かれる存在。
平然と振る舞っていても、緊張感や気疲れから知らずにストレスは溜まっているものです。
そんな経営者の妻にとって、自由な時間を確保することは非常に大切なことと言えるでしょう。
趣味や旅行、もしくは何もしないで過ごすのんびりした時間。
それは、日頃のストレスから解放されるためのとても貴重な時間です。
自己啓発として、異業種交流会に参加してみるのもよいかもしれません。
会社の人間関係から離れて別の世界で過ごすことは、リフレッシュして、モチベーションアップにつながることもあるものです。
ストレスが溜まれば、どんな人でも仕事の効率は落ちてしまうものです。
時間を有効に使いたいと思うのであればなおさらに、ストレスの管理を怠らないようにこころがけてください。
4.最後に:賢い時間管理術を身につけた「素敵な経営者の妻」なら、会社の業績向上にも貢献!
今回は、主に経営者の妻の時間管理術に関してお伝えしてきました。
経営者の妻は会社のムードメーカー的存在です。
経営者の妻が時間に追われて余裕をなくしていると、会社全体の士気にも影響する可能性もあるでしょう。
笑顔ある職場では、業績も向上するものです。
この記事を参考にして賢い時間管理術を身につけて、素敵な経営者の妻として、ご自身の生活の質を向上させると共に、会社の業績向上に貢献していただければ嬉しく思います。
※本記事に記載の情報は2023年6月27日現在のものとなり、将来変更となる可能性があります。